11/30 オタクのセルフコントロール
本日、ストレスコントロールのセミナーというものに行ってきました。
(最近本当に怒りっぽくなってたから受けさせられたのかと思ってたら年齢縛りでした。)
前半、船漕いでたんですが、途中から面白くなってきたんで真剣にメモとってました。
セミナー受けてて感じたのが、いまのアイドルオタクめちゃめちゃストレスと戦っているのでは…ということ。
12月を前に、相次ぐ卒業発表や契約解除に心を痛めているオタクも多いのではないでしょうか・・・
ぼくは今日のセミナーで少し心が軽くなったので、うろ覚えの拙い文章だけど、フィードバックできたらなと思っています。
オタク続ける人もオタ卒する人も上手にストレスをかわして、健康に生きような…
①たまっているのはストレスではなく疲労
よく「ストレスがたまる」という言葉が使われるけど、ストレスはたまるものではないらしいです。
「ストレスがたまる」というのは、ストレスが原因で身体に「疲労」がたまっている状態らしい。
ストレスってのは「欲求が満たされずに感情に支配されている状態」らしいです。
泣いたり怒ったりすると疲れるでしょ?
オタクなんて1年中感情に支配されとるやん…
特にぼくらがいる地下と呼ばれる世界は、アイドルさんと交流がある分、(擬似的ではあるものの)人間関係があって、そこに対する欲求も発生してしまう。
アイドルさんと人間関係ができてると思い込んで、勝手にお気持ち表明してそれが叶わないと“病む”(すごく推してるんだから相手も自分のことを理解してくれるという欲求がある。)とか典型的かもしれん。
知らんグループの良いパフォーマンス観るときって、良い意味で軽薄で楽しく感じちゃうのって感情から切り離されてるなのかも。
(楽しいってのも感情ではあるけどよく知らんグループには欲求はないからね。)
DDはストレスを上手にかわすテクニックなのでは???
そして、身体を休めるには「寝ろ」ってことでした。
15分くらいの仮眠が良いみたいよ。
クソみたいな現場にはハンモック置いて欲しいね。
②発散ではなく気分を変える
「ストレスがたまる」同様に「ストレスを発散する」って言葉が使われるけど、心理学の「発散」っていう言葉は一般的な意味とは違ってて、噛み砕いた表現で言うと
「気づかないようにしていた欲求や感情から距離をとる」ことらしい。
そして、一般的な発散というと思い浮かぶ「気持ちいい」「楽しい」=「ストレス解消」ではないとのこと。
酒、タバコ、ギャンブル、大食、ゲーム、ネット、2時間以上のテレビ
これらは、よくストレスの解消法として挙げられるものだけど、ストレスの原因になってしまうものらしい。
「解消(距離を置く)」ではなく、「強い刺激でストレスをごまかしている」状態らしいです。
強い刺激は、疲労や身体ダメージが大きい上に、より強い刺激を受けなければ満足できなくなっちゃうから“依存症”になるおそれがあるらしい。
めちゃめちゃ納得した講師の言葉
「それでストレスが解消できてないから繰り返すことになるんでしょ?」
確かに、強い刺激でごまかしてるだけで根本的解決になっていないからね。
(そもそも解決できないからストレスになってるので…)
ストロングゼロで泥酔してる(そのくらいで泥酔すんなよ)若いオタク、30過ぎたらガクンと来そうで心配になってきた(1ミリも思ってない)
じゃあ、ストレスの解消にはどのようなことが良いとされているのか…
読書、音楽、深呼吸、散歩、芸術、ものづくり、軽い運動、マッサージ、家族や友人と楽しく過ごす
研究の結果、こういうものはストレスの発散に効果的なものらしいです。
強い刺激によらずに欲求や感情から距離を置ける行為といえるのかな…
寝る前とか風呂で嫌なこと思い出しちゃうのは、頭が働いてない状態で、その領域に感情や欲求が侵食してしまうかららしいので、軽く頭を働かせたり体を動かしてその領域を別のことで埋めることが効果的らしい。
や、釣りはどうなんや?
体も動かすし、自然に触れるし、なかなかいいんじゃない?
(寝ずにやっちゃうという大問題があるが…)
「ストレス解消のサイン」
❌ストレスの解消になっていないもの
- 一時的にスカッとする
- 気分が高まる
- 夢中になる
⭕ストレスの解消となっているもの
- 翌日気分が落ち着いてる
- 翌日頭がよく働いている
- 翌日思考がぐるぐるしない
オタク、大体月曜日死んでるから、全然ストレスの解消になってないのでは…
③欲求や感情に溺れ続けている状態
動物である以上「欲求」と「感情」は勝手に出てくるし、どんな聖人にも「欲求」と「感情」はある。いわんやオタクをや。
ということで、「欲求」や「感情」を否定することはムダなんだろうけど、じゃあ、「 欲求」や「感情」を肯定して、それらを求め続けるのかというと、求めれば求めるほど満たされないからに「欲求」や「感情」溺れた状態になってしまうらしい。
じゃあ、どうすんの?っていうと、
「満たそうとしたりごまかしたりせずただ去るのを待つ」
や、それができりゃ苦労せんわな…
オタクなんて、月なき夜に月を見て、花なき木に花を見て、目の前にいない推しを思う人種よ…
でも、どうしようもならないものは何とかやりすごして、少しずつ忘れていくしかないんだろうな~
(実際忘れていくしなぁ。)
なんか、気にいらねぇみたいなときは、ムリして我慢(肯定)して通ったり、アンチになったりする(否定)んじゃなくて、違う現場行ったり、全く別のことして過ごしゃいいんだろうな。
また、アイドルさんの卒業の場合は、卒業委員(卒業委員ってなん?)みたいに事務、作業に没頭できるのは、「ストレス」(どうしようもならないこと)を「発散」(やり過ごす)するシステムとして良いものなのかもしれんな。
(いわゆる「生誕他界」ってのも、ビジーだったメモリーがスコーンと空になったところに「感情」が入り込んできてプツンと切れちゃうみたいなメカニズムなんだろうな…)
アイドルさん、いきなりいなくなるの勘弁してやってくれ…
オタクが感情の行き場をなくしてしまう…
「感情」に支配されないコツとしては、感情的になっている自分を客観視することらしい。
・いまの身体の動きを心の中で言葉にする
・ゆっくりと深呼吸をする
・感情の動きを「~と思った。」と客観化する
ブログなんかも良いのかな。
ブログは、少しかっこつけて、ある程度客観視して書いてるから、心の整理にもなってる気がする。
あと、終始穏やかな講師が結構デカい声で言ってましたが、ストレスとのつきあい方で、お酒でごまかすのはマジで危ないらしい。
「自殺する人多いですよ♪」って言われちゃった。
酒はクソ。はっきりわかんだね。
しかし、オタクってこんなストレス解消の一つの手段だったはずなのに、人間関係のようなものに拘泥したり、年齢も立場も違うオタクと同じ空間に放り込まれるから当然主義主張の食い違いもあったりして、めちゃめちゃストレスあると思うし、それを酒や大食やネットの強い刺激でごまかして依存してるような状態にあるのによくヘラヘラしてられるな…
強いのか麻痺してるのか…
それとも、それに勝る信仰(好き)の力なのか…
“推しは宗教”とはよくいったもんだね…
絶対神として信仰する分には良いけど、御利益を求めたりしだすと地獄へ一直線だよ…
めちゃめちゃ副作用と依存性の強い薬物みたいなもんなんかもしれん…
マーシー助けてくれ…