7/15 ジンギスカンとディストピア
7月14日、大分のアイドルさんの生誕祭を早めに離脱した筆者は、博多に闇営業(オタクとの飲酒です。)へと出かけたのであった。
なお、この時点で30時間以上寝ていない状態である。
メンバーは1月の飲み会とほぼ同じ
今回はジンギスカン!!
すごい久しぶりに食べる気がする。
うたプリキングダムに入国した話(近々“入国”してみようかと思っています。)、オタクのナンバーショットこと“ジャイアンナイト大分”の話など、まぁまぁしょうもない話題で楽しい時間が過ぎていく。
(1月にめちゃめちゃオススメした「バーフバリ」誰も見てなくて悲しい。)
そして、某グループの出禁騒動にも話が及ぶ…
“舵切り”めっちゃ下手だとは思うけど、あんまり関係ないから批判する気もないし、批判したって変わらないだろうから、沈むまで放っておくしかなけど、「ライブがエラいのにもったいない」の一言なんだよな。
理想を掲げるのは大事だけど、しようとしている規制が実効性があるものか、規制して達成される小目的が、最終的な大目的につながってるか、ということは慎重に検討すべきなんじゃないのかな。
ぼくが昔読んだ本に、決まりごとを決めるときの基本的考え方として、こういうことが書いていました。(明日も仕事なのに、家帰って引っ張り出した。)
人や子供には乗物の席を譲ること(中略)などということは、どれも、人が社会人として当然守るべきこと、やるべきこと、やった方がいいことといえるであろうが、そうだからといって、これらを法令で強権的にやらせることがいいかどうかということになると、別問題である。こういう問題は、むしろ、法的には放任して、道徳や社会常識にまかせた方が適切であり、好結果が得られるであろうという考えの方が多いであろう。
また、次のようにも書かれています。
法令に違反した者が確実に処罰されるようにするためには、その社会における大多数の者、少なくとも、平均的な知識・考えを持つ人々が、その法令に違反することを悪いことと想い、その法令を遵守する意志を持ち、法令違反者というものは例外的な存在であることを必要とする。
(中略)
社会の大部分の人々が違反状態である場合に、違反者をもれなく確実に処罰するなどということは実際問題としてできるものではないのである。そうなっては、違反者の大部分は放置されることになり、その法令は空文化し、いわゆるザル法となる。
(中略)
こういうザル法が出現することくらい、一般の人々の遵法意識をそこなうものはない。
違法行為や公序良俗に反する行為は当然禁止すべきだろうし、違反者には“出禁”等の措置をとるってのは必要だと思います。
(そもそも、この出禁という措置にどういう効力があるのか分かんないですが…)
ただ、大多数のオタクが「えっ?そこ?」って思う部分に広く網をかけるって、オタク何を求めてるんだろって思っちゃう。
イエスマンと課金装置としてしか見てないのかな?
(表現の自由をベースにする世界で、それを萎縮させる規制かけるってどういう冗談なんだろ。)
オタクの内心まで統制して作り上げたキレイな世界は、ユートピア然としたディストピアかもしれませんよ。
Yamakatsu/distopia [OFFICIAL VIDEO]
何もかもが 白で塗られていたんだ 黒い両手で
難しいこと経由して書いたけど、そんな現場、単純に“幼稚”で“つまんない”でしょ…