11/12 ルーザーズクラブ
松山遠征の疲れからか、一日中家で寝たり起きたりしてすごしてたんですが、
夜になって「体を癒やすためにバカの食べ物食べなきゃ」と太一商店に出かけました。
これをキメるはずだったんですが、定休日でした。
しかし、せっかく出かけたので映画でも見て帰ることにしました。
「IT/イット THE END」
前作に引き続き血がブッシャーって出たりするわけですが、
スプラッターシーンはあくまでもスパイスですよね。
お話は前作の27年後
それぞれ大人になったルーザーズクラブが主人公
主軸となるストーリーというか、ペニーワイズとの決着は、正直「?」だったんだけど(多分原作とか読んでると違うんだと思うけど)、「IT(それ)」が指すものが少し変容してるのかなという印象(そりゃそうなんだが)
前作は「恐怖」で、今作は(ずっと抱えてきた)「罪悪感」「後悔」「秘密」とかなのかな。
子供の頃の「恐怖」みたいなものは、大人になるにつれて克服できるかもしれないけど、後者はなかなか克服できないから忘れてしまう(忘れたふりをする)しかない。
それに向き合う主人公たちの姿は、大人の自分にとっては前作より“クル”んですよね…
特に自分みたいに家庭も持たずオタクに逃避してる人間にとっては身につまされるものがありすぎる…
見終わってからずっとこめかみの辺りがズーンってなってる。(シンプルに体調悪かったみたい。)
記憶は奇妙なものだ。人はいい思い出にすがる。大事な瞬間、大事な場所。覚えていたい相手。でも時々、忘れたいものがよみがえる