9/13 荒野と牧場
会員制のファンコミュニティサービス増えてきてますよね。
端的に言えば“課金制のクローズドな空間”
弊現場は去年から、地元の現場も最近取り入れています。
まぁ、この流れには色々ご意見もあるんでしょ
開かれた場にいないと“バスに乗り遅れる”みたいな意見もあるし、実際課金制コミュニティで“小さな経済”が回ることにより、大きなヒットを生み出しにくくなるのかもしれません。
でも、特にこの2〜3年感じてることなんだけど、Twitterを始めとしたオープンなSNSで負うコストやリスクに効果が見合ってるのかってのが甚だ疑問なんだよね…
結局リスク回避のために、“いいね”や“返信”みたいな、本来そのSNSの双方向性を楽しむために備わった機能の利用を制限することになっちゃって、
もはや個人アカとか持つ意味なくね?
公式が告知だけしてりゃいいんじゃないの?
ってのはずっと感じてました。
Twitterとかフェイスブックとかしかなかった時代から10年以上経って、国内、しいては世界中に向けて発信できるってのは当たり前になったし、SNS自体も多様化して、SNSでバズることと、現実世界で人気が出ることの因果関係が薄れてきてるのかなとも感じています。
(showroomとかの課金レースとかも、あれで金の下駄履かせてもらった人でスターダムにのし上がった人ってどんだけおるん?)
また、ここ最近だと、誹謗中傷みたいなリスク面の方が大きくなってる印象(いや、印象だけではないな…)もあるし、ある程度から先はクローズドって流れは必然で、もしかすると遅すぎたのかも知れんなぁ…とも感じています。
特に、今のご時世、現実世界が物理的に閉塞してる中では、砂漠に水まいて万に一つの萌芽を期待するより、自分の田んぼに水引くことを重要視するのは、運営側のマインドとして普通なのかなとも思います。
まぁ、それっぽいことを語ってみましたが、身も蓋もないことを言ってしまえば、
「そもそも、閉鎖空間を謳わなくても、もともと“ムラ”やん。」
です。
クローズドの名のもとに、謎の悪意に取り憑かれてる人、シンプルに不気味な人等何のメリットもないストレッサーを弾けるだけで見る側としても大分快適ではあるよね。
私個人としては、狼(Twitterのことです。)に9歳まで育てられたオタクなので、“ファンコミュニティ”みたいな牧場暮らしに今のところ“面白み”を感じてないし、課金制ならではの“品の良いオタク”が並んでてキチぃなって思ってるので、今のところ、好きなグループに手っ取り早く金を落とす方便(金払ってる分、何かしらの優先権とかでペイできりゃそれでええっすね。)として割り切って利用するくらいかなと。
とりあえず、イエスマンしかおらんだろうから、好きなことやって、グループ、個人のコンテンツ力(ぢから)磨く場にしてほしいっすね。
課金だろうが無課金だろうが、価値のある“情報”が見たいのです。
おしまい