平成から令和へ
月並みなタイトルですが、「令和」になりましたね。(平成のうちに書く予定でしたが寝落ちしてしまいました。)
天皇陛下がご存命のまま改元を迎えるのはハッピーや感じで良いですね。
平成になるときの暗い感じを覚えているから、TLで「ハッピー令和」ってツイートしてるの見て「未来」を感じてしまった。
自分にとっては物心ついてからがちょうど平成の期間だと思いますが、決していい時代とは言えなかったと思っています。
バブルには間に合わず、自分たちが割を食う世代だというのは子どもながらに薄々感じてはいたので、所謂「勉強していい大学に入っていい会社に就職して」という価値観のなか、まぁまぁ頑張ってたほうだと思います。
※自分たちを散々「割を食う世代だ」と嘆いてきたけど、結局平成生まれを「もっと割食う世代」にしてしまったのは申し訳ないなと思っています。
ある程度上々のスタートを切ったから、Uターン就職して、なんとなく結婚して家庭を築いて、住宅ローンに追われてるもんだと思っていました。
人生って何があるかわからんものです。
なんでも3.11に絡めるのは好きではありませんが、あの出来事で、今までの価値観みたいなのが大きく揺らいだのを覚えています。
迷走した挙げ句アイドルオタクになって、婚期も逃して、老後の心配もあるけど、オタクになってなかったら人生自体から降りてたかもしれないなとも思ってます。
少なくとも私にとっては平成はいい時代ではなかったけど、ラスト5〜6年くらいは面白かったかな。
SNS などを使って年齢や立場関係なく発信できるようになって、意見交換や交流できるようになったのって、すごい面白い動きだと思ってます。
年齢の離れたお友達(と言ってもいいのかな?)とお話したりオタクしたりするのとても楽しくて、職場では得られない喜びおじさんになってしまった。
あと、通信技術や物流網の発達で、地方でもいろんなことに挑戦できる環境が整備されてきたなぁと感じています。
私たちが子どもの頃は、地方に生まれたことで色んなことを諦めてしまっていたから、今挑戦している若い人たちを見るとシンパシーを感じて、応援したいと思ってしまう。
(もうそろそろ、「地方から中央を窺う」みたいな“特別感”もなくなるのかもしれませんが…)
多様性の時代と言われて久しいけど、令和はより心が豊かな時代にあるといいなぁ。
たぶん、明治昭和のように頑張れば頑張るほど国や個人が経済的に豊かになることはもうないんじゃないかと思うので、画一的な価値観じゃなく、それぞれの価値観を認めあって、精神的に生きやすい社会にならなくちゃいけないんだろうな。
(制度だけじゃなく、そういう気運を醸成していくって意味でもあるし、心が豊かであるためには、ある程度懐にも余裕がある必要があるので、当然経済も我々“大人”が維持していく必要があるんですが…)
3つの時代を生きることになってしまった自分たちが、残された時間でやるべきことはこれなんじゃないかなと勝手に思ってます。
できるかな?できるよな?やってやろうぜ!!
聴いてくれ!!!
「できっこないをやらなくちゃ」