11/25 芋盗み
オタクの話ではありませんし、季節も少しズレています。
職場のお菓子タイム(自主休憩)のときに、「中秋の名月の頃に子供がお菓子をもらって回るという、ハロウィンのようなイベントがある」という話題になりました。(仕事しろ)
どうも地域限定のイベントらしく、別府市にはなかったそうですが、大分市の東部地区ではあちこちでやってました。
「お月見どろぼう」とか「お団子どろぼう」とかいう呼称は聞いたことあったけど、職場の女の子の地元では「芋盗み」と呼んでたそう。
「芋盗み」
ネーミング良すぎるぜ…
となったのでブログに書いとこうと思ったわけです。
ぼくの実家の方では名月が訛ったのか、「みぃげつさん」と呼んでて、
子供のときは、どこからか「みぃげつさん」の情報が回ってきて、放課後になるとスーパーの袋を持って、
「みぃげつさんちょうだい」
と言いながら、ご近所さんを回っていました。
大人になって、実家は引っ越したのですが、引っ越した先もそういうイベント(ここでは「おせったい」と呼んでました。)がある地域でした。
このイベント、大人になってからの方がエキサイトしてて、我が家もシーズンが近づくと、問屋もしてる駄菓子屋に兄妹で向かい、子供にウケそうなお菓子を厳選し、可愛くラッピングするという作業に勤しんでました。
そう、大人たちにとっては、
「予算をかけすぎず、いかにセンスの良い駄菓子を選ぶか…」
という、
家同士の名誉を賭けたエクストリームスポーツなのである。
(マジになってるの我が家だけでしたが…)
こういうイベント、大分市の一部地域だけにしかないんかな。
地域の人間関係が希薄になってる時代だし、子供が被害に遭う犯罪も増えてるから
なかなか人んちにタダ菓子もらいに行くなんてイベント流行らないかも知れないけど、めちゃめちゃおもろいんだけどな〜